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サン・マルコ (揚陸艦) : ミニ英和和英辞書
サン・マルコ (揚陸艦)[かん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

揚陸 : [ようりく]
  1. (n,vs) landing 2. unloading
揚陸艦 : [ようりくかん]
 (n) landing craft
: [りく, ろく]
 (adj-na,n) six (used in legal documents)
: [かん]
  1. (n,n-suf) warship 

サン・マルコ (揚陸艦) : ウィキペディア日本語版
サン・マルコ (揚陸艦)[かん]

サン・マルコイタリア語San Marco, L 9893)は、イタリア海軍サン・ジョルジョ級強襲揚陸艦2番艦。艦名は聖マルコイタリア語読みに由来し、この名を受け継いだイタリア軍艦としては4代目にあたる。
本艦は内務省の予算で建造され、海軍が運用を担当する。
== 艦歴 ==
「サン・マルコ」は、フィンカンティエリリヴァ・トリゴソ造船所で建造され1985年3月26日に起工、1987年10月10日に進水、1988年5月14日に就役し第3海軍管区に配備される。
1992年12月から「L9892 サン・ジョルジョ」およびと共にソマリアへの人道支援(アイビス1号任務)のために派遣される。1993年、第24海軍グループを「C550 ヴィットリオ・ヴェネト」、「A5329 ヴェスヴィオ」、「F571 グレカーレ」で、第25海軍グループを「C551 ジュゼッペ・ガリバルディ」「A5327 スロトンボリ」「F573 シロッコ」で編成しソマリアに派遣された(アイビス2号任務)。1995年1月11日から3月23日にかけて第26海軍グループを「C551 ジュゼッペ・ガリバルディ」、「A5327 スロトンボリ」、「F572 リベッチオ」で編成しソマリアからの国連平和維持軍の撤退を支援した(アイビス3号任務)。
1999年に水陸両用戦部隊司令部に配備された。
1999年から2000年にかけて近代化改修工事が実施され、これにより艦首の76mm砲を撤去し甲板を延長、左舷中央部付近にあった上陸用舟艇2隻分のクレーンを撤去して、舟艇用格納庫を張り出すように拡大し、合わせて甲板も拡大した。これにより甲板前部と後部に大型ヘリコプターが1機ずつ、艦中央部に中型ヘリコプターが2機の合計4機分の発着艦スペースが確保されることとなった。
2006年夏にレバノンベイルートから避難する民間人をキプロス島ラルナカまで輸送する任務(ミモザ06作戦)に「L9892 サン・ジョルジョ」、「L9894 サン・ジュスト」、「551 ジュゼッペ・ガリバルディ」、「D560 ルイージ・ドゥランド・デ・ラ・ペンネ」、「F574 アリセオ」と共に従事する。避難民救援のため外務省の依頼に基き、レバノンに展開するイタリア赤十字社世界食糧計画を支援すべくサン・マルコ連隊およびラグーン連隊ティルスに上陸させ避難民に食料、医薬品の提供を行った。2008年には欧州における市民保護演習であるサルデーニャ2008に参加している。
2009年時点の母港はブリンディジ海軍基地となっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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